不動産鑑定士用語集

<不動産鑑定評価>
鑑定対象となる不動産の価格や賃料とった市場価値としての評価。これは不動産鑑定士の独自の評価になり、他のものが算定した、査定価格や担保価格とは異なる。

<価格時点の確定>
不動産の鑑定評価は、その時代、時代によって変動するものです。そのため鑑定する不動産の価格はどの時点か、どの時かを判断しなくてはなりません。価格を割り出す時間、時を決定しなければなりません。

<正常価格>
その不動産の現在の価値準をあらわすものの一つ。市場の動きなどから割り出された最も現実的な価格。たとえ、市場のが統制されていない市場であっても、取引が行われるであろう市場から交換価値として割り出され評価。

<限定価格>
その不動産が他の不動産と併合し、一つの不動産となったときや、その一部を取得したときに表示される評価。




賃貸の不動産の家賃に上限を定める

賃貸の不動産を選ぶときの条件としては、家賃も重要なものです。一般的には、収入の3分の1までと言われていますが、これが必ずしも正しいとは限りません。生活費の半分以上が家賃になってしまうと少し生活が苦しくなる可能性はありますから、生活のことを考えて家賃の上限を決めることが必要です。 家賃については、生活費全体を考えればすぐに上限を定める事ができるでしょう。収入から生活にかかる費用を差し引けば、だいたいどれくらいまでなら家賃を支払うことができるのかがすぐに分かります。このようにして家賃の上限を定めることによって、賃貸の不動産を探す条件を定めることができます。